記事: 島から立ち上がる、もうひとつのレイヤー。

島から立ち上がる、もうひとつのレイヤー。
STRATO 3Dのしごと
STRATO 3Dは、3Dプリンティングと3DCGモデリングの技術を軸に、
デジタルとクラフトが交差する“ものづくり”を探求するプロジェクトです。
拠点は、鹿児島県・甑島(こしきしま)。
小さな離島から、大きな仮想空間までも射程に入れています。
作っているものは、島の名所をモチーフにしたグッズや、
メタバース空間で使える3Dアバターや建築データ、プロダクト設計など多岐にわたります。
物理世界とデジタル空間をつなぐツールとして、3Dはまだまだ可能性を秘めています。
たとえば――
手に取れる「甑島」も、スクリーン越しに巡る「甑島」も、
どちらもこの島の一部です。
STRATO 3Dは、その間をたぐり寄せ、形にしていく実験場のような存在。
これから先、データと素材が重なり合う場所に、
どんな“新しい甑島”が現れるのか。
まだ、誰も見たことのない風景が、きっとあります。