記事: 「ボトルに込めた、小さな宇宙の話」

「ボトルに込めた、小さな宇宙の話」
※デザインは開発中のものです。
KOSHIKI BREWERYのボトルラベルは、
ただのデザインじゃない。
コミュニティのみんなと、ああでもないこうでもないって、
とことん話し合いながら生まれる。
「島の風を感じる色ってどんなだろう」
「クラフトって言葉を、どう形にできる?」
「未来っぽさって、押しつけじゃなく、じわっと伝わるものじゃない?」
──そんな話を、何度も何度も。
テキストの小さな言葉選びも、
色のトーンのちょっとした違いも、
手にとったときの質感まで。
たぶん、普通なら一瞬で決まるかもしれないことを、
ぼくらは何時間もかけて、
いちばん「しっくり」くる形を探し続ける。
このラベルは、単なる目印じゃない。
ぼくらが大事にしている"たぐる感覚"そのものが詰まってる。
手に取ったとき、ほんの少しでも、
あの時間の熱や、島の空気や、みんなの気持ちが伝わったらいいなと思う。
そしてきっと、これもまだ、完成じゃない。
KOSHIKI BREWERYも、ぼくらも、これからも育っていくから。
ラベルは、そんな旅の、最初のページみたいなものだ。